コンクール ハプニング集【名場面?迷場面?】

2021年3月25日

こんにちは!今回はコンクールでのハプニング集をご紹介いたします。

曲目間違い!?

2019年のチャイコフスキーコンクールでの一コマです。コンテスタントのアンさんはチャイコフスキーのピアノ協奏曲を弾くつもりだったそうです。指揮者とオケの楽譜は次に弾く予定だったパガニーニの主題による狂詩曲になっていたみたいです。ピアノが入るまでのオケの序奏の長さが全然違うのでとても驚いたと思います。2:03~の表情、思わず笑ってしまいました。
アンさんはこのハプニングに対し「自分がステージに出る前に指揮者に曲を確認しなかったので、僕のミスです」とおっしゃっていたそうです。結果は4位でした。

弾き直しで審査員から注意!?


1986年のチャイコフスキーコンクールです。ショパンのエチュードop.25-6を弾きますが冒頭からレミレミの数がおかしいように聴こえます。

演奏中に失神!?


1990年のショパンコンクールです。ノクターンop-27-2演奏中に失神してしまいました。命に別状はなく最終日にもう一度弾くチャンスが与えられたそうです。伝統あるコンクールに参加するプレッシャーはすごいものなんでしょうね。

オケの嫌がらせ!?


2009年のヴァン・クライバーンコンクールです。辻井さんが優勝した回です。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ですが冒頭オケとピアノが全く合っていません。(オケが走っている。)いじめや差別ではないかなどの憶測がありますが、指揮者とのコミュニケーションがうまく取れなかったことが原因とも言われています。次第にピアノ、オケの息があってきて最終的には素晴らしい演奏になっています。

以上です

伝統あるコンクールでのハプニング集でした。

音楽

Posted by Brown